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May 10, 2007
季節限定2種販売開始: セゾンさゆり & だいだいダークエール
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タップルームに集う仲間たちとベアードビールファンの皆様へ: 今年はベアードブルーイングにとって特別な意味を持つ年である。10年前の1997年、さゆりと僕は日本で最高のクラフトビール会社を立ち上げるための旅に出た。当時僕らは30歳、情熱と大志に溢れていた。僕がアメリカの醸造学校を終了し、アメリカ太平洋岸北西部(パシフィック・ノースウェスト)に点在するクラフトビール醸造所やブルワリー・パブの訪問と研究を重ねた後、僕たちは日本へ帰国、沼津に落ち着くこととなり、ベアードブルーイングの設立計画を始めた。そして、2000年に僕らの会社を設立した。 5月10日木曜日はベアードビールとタップルームの女神・ベアードさゆりの40歳の誕生日である。皆様もご存知の通り、僕がアングリーボーイであるのとは対照的に、さゆりは穏やかで落ち着いた女性だ。彼女の上品さは素朴で、親しみやすく優雅だ。彼女は素晴らしいビジネスパートナーでもあり、友人、妻、そして母でもある。ベアードビールもタップルームも、彼女なしでは成し遂げることができなかったであろう。そんな5月10日に合わせ、ベアードビールのブルワー達がさゆりを思い、造った季節限定ビールが「セゾンさゆり」だ。 セゾンさゆり(アルコール度数約5.5%): セゾンとは「シーズン(季節)」の意味であり、もともとベルギー南部のワロン地方で醸造されているビールだ。セゾンは農場で冬の間に仕込まれ、夏の畑仕事で乾いた喉を潤すために造られていた。セゾンは、特に決められたフレーバープロファイルや製法はないが、スタイル的には共通点がある(例:比較的薄い色、やや低いアルコール度数、ドライまたは酸味のある清涼感など)。ビールに加えるスパイスや原材料の使用に違いはあるものの、農場で容易に飲むことができたという点では同じである。セゾンは特異で独自の個性を持つまさにベルギービールの典型といえるだろう。 セゾンさゆりはその名のように、素朴なシンプルさと強すぎない複雑さがうまく調和した魅力的なビール。ペールベースモルトと国産の氷砂糖を使用し醸造(色付けのために僅かなローステッドバーレィを入れたが)、セゾンさゆりは比較的軽いボディでフレーバーはいきいきとした躍動感がある。アロマには、ベルギー酵母からくるバブルガムのような香りや、ドライホッピングからくる華やかでフルーティな香り、だいだいの皮を少量加えたことからくる柑橘系やスパイスのような香りが複雑に混在している。そして後味には、麦汁に加えた少量のだいだい果汁から生まれる柑橘系の酸味をひそかに感じる。 セゾンさゆりに加え、もう1種のユニークな限定ビール「素朴な気品 だいだいダークエール」もデビューします。素朴な気品 だいだいダークエール(アルコール度数約4.6%) : これは、ダークカラーのフルーツエール。軽いタッチで、飾り気のない気品がある。複雑な配合のベースモルト(マリスオッター、カナディアンウィート、ドイツ産ミュンヘン)に、高焙煎のカラメルとチョコレートモルトを少量加え、リッチであるが、強くなりすぎないフレーバーの基盤を造った。この基盤のもとで、絞りたてのだいだいの酸っぱい果汁と上皮(ピール)が魔法のような役目を演じた。モルトの甘さの中に、スパイシーで酸味のある柑橘系の個性が見え隠れする。素朴で品のある仕上がりだ。 この2種の季節限定ビールはフィッシュマーケットタップルームにて5月10日(木)より樽で飲むことが出来ます。是非タップルームへ遊びに来て、バースディガールと乾杯してください。また、いくつかのベアードビール取扱店でも近日中に樽や瓶で飲むことができます。だいだいダークエールは超限定なので、見かけたら是非飲んでみてください。 乾杯!ブライアン ベアード(Bryan談: 今回はベアードブルーイングのニュースタッフ・英語通のきょうこさんに一部日本語訳を助けてもらいました。ありがとう!)